1984年のブランド創設から、プロダクトのデザインは一新され新しい素材にチャレンジする、北欧はスウェーデンのアウトドアブランド「クレッタルムーセン」。
変化はあれど継承されるのは、ブランドを支えるコンセプトです。マテリアルを厳選、人間工学に基づいてデザインし、独自のディテールでの製品づくりはもちろんのこと、"sustainability"(サスティナビリティー)自然環境や資源と、我々人間の経済活動を無理なく共存して持続させるかをブランドコンセプトのひとつとして自然と向き合う姿勢はこれからも変わることはありません。
極寒の極地から、熱帯の原生林まで登山家やハイカーが安心して快適に使用できるガーメンツを提供していきます。
1984 年スウェーデンにてPeter Askulv(ピーター・アスカルブ) によって創業。
バッグパック及びゲイター作りからのスタートだった。機能的な商品が増えるにつれ、またたくまにカタログ通販にて注文が増加し、KLATTERMUSEN の名前はスウェーデンを中心に浸透し始めた。
1995 年頃にはヨーロッパでのアウトドアブームにより、アウトドア専門店が急増、通信販売をストップさせ製造卸メーカーとしてのKLATTERMUSEN を確立。2000 年頃には18カ国251店舗にて展開するまでに至る。
近年、KLATTERMUSEN は『製造者』として、『自然を愛する者』として、環境問題への取り組みを加速させている。Peter は言う、
「OUTDOOR 業界で物作りをするデザイナーはデザインだけでなく、製造と消費が与える環境への影響と倫理的道徳を勉強する必要がある。そして物を作るにあたって、時には妥協も必要だということも」。
製品の性能だけを追い求めるのではなく、その製品が使用されるシーンやバックボーンを大切にしたうえで、バランスのとれた製品を提供しており、
美しい自然が保たれているからこそ、アウトドアウェア、ギアが必要になると考えています。
クレッタルムーセンは 斜めに走るフロントジップを持つジャケットや個性的なバックパックなど北欧らしいデザインや色使いが取り上げられることが多く、機能的にもデザインされ、ヨーロッパでは数々の賞を受賞しています。
*KLATTERMUSEN の意は、山ネズミです。 ロゴマークはネズミの顔をモチーフにして作られております。
北欧のスウェーデン中部の西部のÅre「オーレ」という町にクレッタルムーセンの本社があります。スウェーデン最大の冬の行楽地として名高い「オーレ」。 長い歴史と伝統を持つこのスキー場でオーレにケーブルカーが開通したのが約100年前。『オーレ」 はスウェーデンでも屈指の屋外アクティビティーのメッカ。湖はもちろん、標高差のない山がほとんどのスウェーデンでは、珍しくアルペンのダウンヒルコースも設定することができる本格的な山もあり、2007年にはアルペンスキー国際大会が開かれたほど。
冬はスキー、雪山登山やドックスレッジ(犬ぞり)、夏はトレッキング、カヤックやダウンヒルバイクが楽しめるアウトドアマンたちの憧れの地でもあります。そんな恵まれたアウトドアフィールドを自社の「裏庭」に持ち、大自然の中での製品企画とフィールドテストをし、改良を重ね、実際の製品に反映されています。